2010-11-30

水中に広がる草原

日本に戻る前の日、当初はダイビングはせず、陸上で遊ぶ予定にしてました。
がっ!!! あまりに水中が面白過いので、急遽予定を変更・・・  結局潜ってました♪

とは言え、、翌朝の便でエスペランスからパースまで移動する予定だったので、、一本目は普通に潜り、二本目は水深3m以浅でタンクを背負って遊ぶことに

この日訪れたのはラッキーベイ。ここの浅場にはアマモの仲間が一面に広がっていて、さながら草原のような感じです。
って事で、、二本目は草原に放置してもらい、一人で遊んでました。 多少ウネリはあるものの、水中に差し込む日差しは気持ちよく、快適そのもの。水温が低め(18℃くらい)なのも忘れてしまうくらいでした

まだ陽も高かった事もあってか、魚影は少なめ。。。ベラ類を狙っていただけにちょっと残念。。

最初に目に入ったのは、、、Toothbrush Leatherjacketと言うカワハギの仲間の雌♪ 集団でゴソゴソやっていたのですが、、生憎近寄れなかったので単体の写真のみです。


ほどなくしてオールドワイフの幼魚も発見♪♪ 発見・・・と言うよりも、、ここ数日、指差してもらっていた個体を自分で見つけただけですが (^^;
近寄るとアマモの陰に隠れようとするのですが、、ウネリが強いとアマモがペタ~ンとなって隠れ場所がなくなるので、ご覧の通りの姿に♪


そうこうしていると、、、チューブマウスも発見。かなり大きな魚&超浅場なので、、60mmマクロでは撮影するのは無理がありますね。。 (*´Д`)=3ハァ・・・
証拠写真ですが、 ほんと見た目がアマモにソックリです~ しかも、、、この時はペア(?)で発見! (ろくな写真が撮れなかったので、、ペアの写真ではありませんが)


他にも何種か魚は見たのですが、、如何せん超浅場で日差しが強過ぎ&あまり魚に寄れなかったので、、50分程度(?)遊んだくらいで、エントリー口にスゴスゴ引き換えしたのでした。。。

で、、エントリー口に戻ってきてからは、、深場に行ったチームが戻ってくるまで岩場で遊んでいたのですが・・・待てど暮らせど誰も戻ってこない!!!!
僕のダイコンは、、水深が1.5m以浅になるとダイブ時間がリセットされるので、、正確なダイブ時間も分からなくなり、、、、仕方がないので時間つぶしにリーフィーを撮ってました(笑)





・・・が、、この写真、、背景がイマイチ綺麗じゃないですね!(苦笑)

以前、教えてもらったのですが、、リーフィーにはそれぞれ「好みの場所」があるそうで、、居つく所があるんだそうです。エントリー口間際の岩の壁もそんな場所だったようで、、ここで追い掛け回してストレスを与えると何処かへ行っちゃうかな?と思ったので、、刺激を与えないよう遠目から撮ってたのでした。。。



さて、、リーフィーの写真を撮っていても、、誰もエントリー口には戻って来ず・・・
カメラの調子が悪くなってきたので、、エントリー口の岩の上で日向ぼっこをして皆を待つことにしたのですが、、、エキジットして駐車場の辺りを見ると人の影が・・・・

なんと!!深場チームを待っているつもりだったのが、、、逆に深場チームの皆さんは既にエキジットしていて僕を待ってくれていたのでした。。

駐車場まで戻ってくると、、皆さん着替え&お茶も終わっていて、ラッキーベイのビューポイントまで行って記念撮影もしていたようで。。。 久々にやってしまいました (_ _|||)

とまぁ、、、エスペランスでのラストダイブは「あちゃ~」と言う気持ち一杯で終わったのでした (^^;

因みにダイブ時間を後で計算したら100分程度だったようです(笑) 「帰りの時間を気にせずに気ままに潜ったらいいよ~」と言われていたら3時間コースだったかも。。

2010-11-29

ひょーもん祭りっ♪♪♪

宿から程近いJettyでのナイトダイブの際、それは起こりました。

ストライプパジャマスクイッドの写真を撮っていたところ、、ぢろーさんが指示棒の先っちょで何かを指差していたので見てみると・・・・こいつがいたのでした!

え~~???ヒョウモンダコ??と思ったのですが、、何やら違うみたいです


と言うか、、、Theヒョウモンダコすら見た事がなかったので、、この時点で既にわぉ~って感じでアドレナリンが放出しまくってました(笑)


結構動き回るので、ただ観察している分にも面白かったです♪♪♪


夢中でシャッターを切っていたので撮った枚数は全然数えていなかったのですが、、後で数えてみたところ106枚となってました(笑) 
陸上だったらよくある話ですけど、、水中撮影としてはかなり撮った方に入りますね~。。 
あ、、この枚数は、このヒョウモンダコモドキ(?)を撮った枚数であって、このダイビング中に撮った枚数ではありません(爆) 念のため

な訳で、色々なカットを撮ったのですが、、「これはっ!」と思えるカットは後日のお楽しみ・・・と言うことで、、日を改めて紹介しま~す♪♪


見た目に小さそうに見えると思いますが、、実際の大きさはこんな感じでした。これで大きさのイメージが湧きますよね。


因みに、、、この日のナイトダイブは他にもネタが満載!♪ 次から次へと色々登場してきて全然時間が足りませんでした(笑) それでも90分近く潜っていたんですけどね~ (´ω`*)
ナイトダイブも楽し過ぎっ!♪

2010-11-27

ゴブリンだ~♪♪

エスペランスで撮った写真、本格的に整理を始めました (^^;
今回は割と早めにアップできるかな~って感じです   ・・・って9月のオーストラリアの写真の整理は全然出来ていないんですが(汗

さてさて、、今日のお魚はゴブリンフィッシュ。
かなり見たかった魚だったので、見れてめちゃくちゃ嬉しかったです (*^-゚)vィェィ♪

ナイトダイビング中に見かけることが多いそうですが、、この時は真昼間。
ライトを持っていないのですが、、皆が移動してしまってもゆっくり観察できました。
あ~~幸せ \(○^ω^○)/

う~ん、、、パッと見は魚に見えないですね~

正面から見ると、どこからどこまでが鰭なのかよく分からないですねぇ (^0^)

カサゴの仲間だけあって目が綺麗!でした。

2010-11-25

Dive @Esperance!! ①

昨日の朝に帰国しましたが、、頭の中はまだエスペランスモード・・・ ヽ(・∀・)ノ
今日も仕事に身が入りません(笑)

さてさて、、今日からは海で出会った魚を一種ずつ紹介していきます~

しょっぱなは、Southern Blue Devil♪♪

この色、綺麗ですねぇ~ 見ての通りタナバタウオの仲間ですが、、とにかくデカイ!



↑も↓の写真もワイドレンズで撮ってます (^^;
因みに、、、↓の写真で左に写っているのはRed Snapper。こちらは美味しそうな感じの魚ですね~(実際、美味しいんだそうです♪)




こちらはボートポイントで見かけた個体。かなり巨大でした! この時は60mmマクロを付けていたので、引かないと全身がフレームに入らない・・・そんな感じでした。

そうそう、、この魚、ボートポイントにあるちょっと暗い穴の入り口付近を見ると結構見つかりました~ 

2010-11-24

凄い海でしたっ!

短かった西オーストラリア/エスペランスへのダイビング旅行も終わり、とうとう日本に戻ってきました。
現地で4日間潜ったのですが、、「すご~い!!、何だこりゃ???」と言った感嘆の連続で、めっちゃ楽しかったです!
こんなに血が熱くなったのは久しぶりかも (^^;

まずはお決まりのリーフィーシードラゴン♪♪♪ こんなに印象的な魚っていないですよね~


 こちらはナイトダイブ中に撮った写真。昼間に撮ったのと微妙に色が違うのは何故????


お次はNoarlunga Hulafish。かなりツボにはまったお魚です♪ それにしても浮遊物がひどいですね (^^; ウネリや波で海底の砂が巻き上げられる事が多いようで、、ハレーション気味の写真を量産してました(苦笑)


まだまだ続きますよ~ 

こちらはScalyfinの幼魚。ありがちな話ですが、、、この魚、幼魚期はこんなに派手ですが、、成魚はかなり地味でした。


こちらはマオリラスの幼魚。


こちらはJettyのナイトダイブで見たBighead Gurnard Perchです。頭と背鰭が大きく、ちょっとアンバランスな感じですが、格好よかったです~

2010-11-21

エスペランスなう

海の中がめっちゃ熱すぎです♪♪

面白~~~~~~い (^0^)



昨日はリーフィー祭りでした♪

ウィーディーも♪♪


ゴブリンフィッシュはナイトではなく昼間見れました~


今は昼休み中なのですが、、もう少ししたらボートダイブに行ってきま~す!♪

2010-11-17

アクセスは。。。

以前の日記に書いたかも知れませんが、、Mt Borradaileに行く経路は2つあります。
一つ目は、、小型機で向かう方法。こちらは一年中通行可能です。
もう一つの経路は、、レンタカーを借りて陸路で向かう方法です。が、、道路自体が、乾季の一時期以外は道路自体が洪水で水没してしまうので、かなり機関限定的な方法になってしまいます。

てな訳で、今回も小型機に乗っていったのですが、、天気も良かったのでまずまずの景色を楽しめました♪

空から見ると、、ほぼ例外なく川が大きく蛇行しているのが分かります


こんな感じで蛇行しまくっている川もあったり、、


↓の川、この辺ではかなり大きな川(East Alligator river)です。


ところで、、さっき「乾季の一部は陸路でMt Borradaileに行ける」と書きましたよね。確かにそうなのですが、、実はEast Alligator riverには橋が一つもかかっていません。でもって渡し舟もありません。なので、、川を横切って移動するしかないのです
川を横切る場所は水深の浅い場所なんだそうですが、、たま~に川に流されて行方不明になる車もあるとか・・・ (^^;   ちょっと日本では考えられないですねー

↓は、、前回の往路、今回の往復の際に乗ったセスナです。ダーウィン国際空港に駐機したところで、写真を撮ってもらったのですが、、飛行機の大きさが分かりますよね。この飛行機、最大で4人乗りのようでした


↓の写真三枚はダーウィン国際空港に着陸間際に撮ったもの。普通の旅客機と違って「好きなだけ写真を撮ったらいいよ~」とパイロットの人に言われてたので、、離陸中だろうが、着陸中だろうが、好き放題に写真を撮ってました♪♪



それにしても、、機体が小さいせいかかなり揺れます (^^;
小心者なので、、手に汗握りながら写真を撮ってました(笑)


こちらは、、前回の往路の際、Mt Borradaileの近くで旋回中に撮った写真です。この時は副操縦席(?)に座ってました。。


↓はMt Borradaileの飛行場。・・・と言っても単に木が駆り払われただけで、、もちろん舗装などはされてません。 こんなところでも離発着できるって事は、、軽飛行機って案外丈夫なんですね


こちらも、、Mt Borradaile着陸直前に撮ったもの。近くにある氾濫原ですが、、乾季の終わりだとご覧の通り草原になってます。。因みに乾季の初めに来た時は、パッと見は広大な湖のように見えてました


こちらは、、、前回の復路に乗った飛行機。ちょっと大きめの飛行機ですが、、それでもやはり小さいです。。


こんな所に荷物を積み込むスペースがあったり、、


↓な場所にも荷物を積み込むスペースがあったりと、、意外に搭載できる荷物の量は多いようでした
しっかしまぁ、、、荷物の大半が缶ビールでしたけど(笑) どんだけ飲むねん!


とまぁ、、そんな感じで日本だと小型飛行機に乗る機会ってあまりないですけど、、オーストラリアでは割と日常的な移動手段になっているようでした。

2010-11-16

渋い♪♪♪

最近、寒くなってきましたね。
寒くなってくると、、夏が恋しくなってきます(笑) そろそろ南半球が暑くなってくる頃なので、半ば日課になっている航空券検索も、、南行きのチケットばかり探してる状況です (^^;

さて、9月にオーストラリア北部で撮った写真、、まだまだ沢山あるのでジャンジャン紹介していきます♪ 
今日紹介するのは、、ノーザンテリトリー準州/Mt Borradaileで撮ったアカオクロオウム(Red-tailed Black Cockatoo)です。

このオウム、G.W.にカカドゥ国立公園を訪れた際、かなりの数を見てました。結構体も大きく、オスは漆黒の翼に真紅の尾羽を持っていて、、頭頂部の羽を逆立てるとかなり格好いい!と言うこともあって、、一目ではまってしまいました (^^;
このオウム、基本、群で行動する鳥なのですが、、カカドゥに滞在していた二日間で合計5~6群見ました。が、、写真は一枚も撮れなかったのです!!! 
器材トラブルやら何やら・・・と言うのが原因なのですが、とにかくメチャクチャ悔しかったです・・・(^^;

そして、、四ヵ月後。。。今回はMt. Borradaileに到着時に「アカオクロオウムを是非見たい」とリクエストしてました。
が、、、声はすれど姿は現れず・・・ 今回はゲストが僕一人だったので、2日間ほど費やしてガイドさんと二人で潅木林の中の道なき道を進んで探し回ったのですが。。。

そして、、半ば諦めかけた滞在最後の夕方、遂に群を見つけたのでした!♪
かなり人間をかなり警戒していたので近づけませんでしたが、、かなり長時間観察する事が出来て大感激でした!

こちらは、、沼があった場所(若干地面が湿ってます)で草(?)か何かを食べている個体。



基本は群で行動しているので、一羽が見つかると、その周囲に多数見つかります


こちらは雌。雌の尾羽には赤色の羽が生えていません。


こちらは雄。見ての通り赤色の尾羽が見えてますよね


こちらも雄。冠羽がなかなか渋いです♪♪


飛んでいるところも何枚か撮りましたが、、既に日が弱くなっていたので、撮影条件はなかなか厳しかったです。。。テレコンをつけていたせいか、、なかなかピントが合わず。。
望遠レンズにテレコンをつけた場合、時と場合によって凄くカッチリと写真が撮れるのですが、、うまくいかない時は全然ピントがあってくれません。。。




最後は、、「ワシがなる木」ならぬ「オウムがなる木」です (^^;

2010-11-11

夜の森にて、、

一向に夏休み@オーストラリアの写真を紹介できていないので、、今後はオーストラリアの写真も織り交ぜて紹介していきます♪♪

今日紹介するのは、、二番目の訪問地だったクイーンズランド州/ラミントン国立公園で夜間に出合った動物達です。オーストラリア大陸に生息する哺乳類の大半は夜行性である為、カンガルー各種、ワラビー各種、ハリモグラ、コアラ、カモノハシ、タスマニアンデビル、ヒメウォンバット以外のオーストラリアの哺乳類は野生の状態で見た事がありませんでした。
そう、、実は・・・ポッサム(フクロギツネ)すら見た事がありませんでした (^^;

ラミントン国立公園ではポッサム以外にもバンディクート、超珍しいフクロネコの仲間、フクロモモンガ等々が生息しているようだったので、、夜行性の動物が色々見れるかな~と期待してました。

泊まったコテージは温帯雨林の山の中にあるので、宿の近くでも色々見れる・・・との事だったので、まずはレンタカーで夜中に周囲の山道をウロウロ。 (ほんとはハイキングコースを歩きたかったのですが、、肝心のライトを持ってくるのを忘れたもので、、、)

時速15~20km位のスピードでノロノロ走りながら樹上や道路に飛び出てくる哺乳類を探し回っていたのですが、、全然見つかりません!! (-_-; 
割と視力はよく、動物を探すのも結構慣れている方なのですが。。。

結局2時間ほど走ったところで、ようやく最初の哺乳類を発見♪♪♪



どうやらMountain Brushtail Possumのようです。。んが、、、かなり警戒してたようで、、、木の高いところから全然降りてきてくれません!! 写真を撮ってもご覧の通りで、、目が怪しく光ってます(笑) ちょっと怖いですね~
で、、この晩は、これが最初で最後の動物でした・・・苦笑

「このままじゃ、全然動物が見れない」と思ったので、、翌朝、宿で開催している夜間の動物観察ツアーを申し込みました (^^;


さて、、生憎、この日の夕方から雨が降り出してきたのですが、、実に様々な動物を見れました

まずは、、Giant Cricket(オオコノハギス)の♀。以前紹介したのとは別の写真ですが、、温帯雨林に生息しているだけあって雨が降って湿度が高い時の方が活発に活動しているとの事でした。


お次は、、フクロギツネ(Common Brushtail Possum)
いや~めっちゃ可愛かったです♪♪♪♪♪ かなり間近で見れました^^




↓ですが、、、何か分かりますか???
これ、ツチボタルの幼虫の巣なんです。ツチボタルはオーストラリアとニュージーランドのみに生息しているヒカリキノコバエの事なのですが、、幼虫の体内には発光器官があり、これが夜間に青白く光るのです。
以前、ニュージーランド北島のカロリ野生動物保護区で見た事があるのですが、、青白く光っている様はとにかく綺麗なんです!! イメージ的には、、ラピュタの序盤に出てくる「飛行石の洞窟」の様な感じです。
ここでは近くに川が流れていたのですが、、ライトの光を消すと、、周囲一面が青白く光る光の衣に包まれたような感じでした♪ この日は雨が降っていたせいか、特に発色も強かったみたいです。

で、、写真の方なのですが、、、この時、持っていたのは7D+300mmのみ。。あまりに微かな光なので、、三脚なしで写真を撮るのは無理!でした。

と言うことで、、ストロボ&ライトの光を借りて巣だけ撮ってみました。それが↓の二枚の写真です。
正直言って、、これだけ見ても幻想的な光景は全く連想できません f(^^;



それ以外には、、ツリーフロッグの仲間を見つけたり、、


ちょっとヤバそうな雰囲気のするクモを見たりしました~



短時間でしたけど、、終始、色々な動物を見ることが出来て楽しかったです
次回は自前のライトを持っていって、夜の森を彷徨ってみたいです (^0^)

ではでは