2010-09-26

オーストラリアの大自然を満喫!!

あっと言う間に夏休みが終わってしまいました (^^;
いやぁ、楽しい事をやっていると時間が経つのが早いですね~


さて、今回はオーストラリアの二箇所に滞在し、生物の観察&撮影をしてきました。
実際にはノーザンテリトリー準州のMt. Borradaileで4泊5日、クイーンズランド州のラミントン国立公園で3泊4日してました。

明日から出張なので、とりあえずのダイジェストだけ書いておきます♪
細かな話は出張後に書いていきたいと思います。

さて、、最初に訪れたMt. Borradaileですが、今年のG.W.に訪れた時は雨季が終わったばかりで、そこら中に水が氾濫してましたが、今回は大分状況が変わってました。
その様子はダーウィンから乗ったセスナからもよく分かりました。

*何れの写真もクリックすると大きな画像が表示されます*



G.W.の時はもっと緑が多かったのですが、、今回は褐色がかなり増えていて「乾燥しているな~」って言うのがよく分かりました。
全般的に乾燥がかなり進んでいて、G.W.に訪れた時は水面下だったところが乾燥した草原になっていたりもしてました。
が、、ちゃんと水が残っている場所は幾つかありました。


で、、そんな場所に様々な生物が集結しているのです!!
とにかく目に付くのが鳥の群!! も~凄かったです

こちらはMagpie Gooseの群。水面で休んでいる個体だけでも一万羽は軽くいるとの事でした。


そのほかにBrolga(オーストラリアヅル)も群で飛んでいるわ、Wandering Whistling-Duck(オオリュウキュウガモ)?も群で飛んでいるわと凄い事になってました
いや~乾季の終わりの頃の群は凄いと聞いてましたが、ここまでとはビックリです。



その他、イリエワニ(↓の写真)やオーストラリアワニも終結していたり、、


G.W.と変わらず臆病なロックワラビーの一種(名前は忘れました)が観察できたり、、


White-bellied Sea-Eagle(シロハラウミワシ)もやたらと目に付いたりと、、ただ圧倒されるばかりでした。


後は、、アボリジニーの人達が太古に壁画を描いた岩壁の奥にある洞窟ではGhost Bat(オーストラリアオオアラコウモリ)を見たり、



印象的な色をしているバッタ(名前は忘れましたが、この辺のみで見られる種類です)を見たりしてました~


実はお客さんは僕だけだったので、色々とリクエストに応えてくれたので、かなり好き放題にできました♪♪♪♪
サンセットクルーズに出かけて、夕焼けを背景にイリエワニ撮ったり、夕焼けを撮ってみたり、満月を撮ってみたり、、、とにかく楽しかったです




Mt. Borradaileでの最後の写真は、、前回カカドゥ国立公園で沢山見かけたものの写真が撮れなかったRed-tailed Black Cockatoo(アカオクロオウム)です。
乾燥した林に生息していて「ここに行けば絶対見れる!」と言う種類ではないので、とある日の午後を費やして道なき道をジープで巡って探してました (^^;


次に訪れたのが、、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州のほぼ州境にあるラミントン国立公園です。位置的はゴールドコーストの西と言った感じです。
この国立公園、卓越したRain Forestがあるので有名で、世界遺産にも登録されてたりします。クイーンズランド州にあるので熱帯雨林なのかと思ってましたが、標高が結構高く(1000m程度)、緯度もそれなりに高いので温帯雨林と言った風でした。何となく、、ニュージーランドのフィヨルドランドを髣髴とさせる雰囲気です。(もちろん生えている木の種類は違いますが、巨大な木製シダが茂ってました)


滞在中、天気の良い日は半日しかなかったのですが、とにかく生物の種類が豊富でビックリしました! 泊まったゲストハウス(限りなくリゾートホテルぽかったですが)の周囲だけでも、本当に色々と見れました

Superb Fairy-wren(ルリオーストラリアムシクイ):とにかく沢山いました!

Red-necked Pademelon(アカクビヤブワラビー):とにかく沢山いました!

Eastern Yellow Robin(ヒガシキバラヒタキ)

Regent Bowerbird(フウチョウモドキ)

Rufous Fantail(オウギビタキ)

Gian Cricket(オオコノハギス):こちらは雨が降りしきる夜間に見つけてもらったメスです。大して大きくないですが(体長5~6cm程度?)、オスは世界最大になるんだとか。。

Australian King Parrot(キンショウジョウインコ)

ちょっと標高の低い場所に行くとまた違った種類が見られました

こちらはWhiptail Wallaby(エレガントワラビー)です

とまぁ、、凄く充実した毎日を過ごしてました♪♪
ラミントン国立公園に限っては、、ゴールドコーストからのデイビジターが多く、昼間は人が多過ぎる感もしましたが、大自然の中で久々にリラックスできました!


とりあえずの写真はこんなところで、後日いろいろと紹介していきますね

2010-09-16

遅めの夏休み♪♪

明日の夕方から遅めの夏休みです!

行き先は、、ここのところ嵌っているオーストラリア♪♪
今回はどんな出会いがあるかな??

今からワクワクしてます~
日本に戻ってくるのは9/26(日)なので、ブログのほうはそれまでお休みです~
(帰国直後に海外出張があるので、帰国後も暫くは写真をアップできなさそうですが・・・泣)

脈絡はありませんが、、淡水魚の写真を何枚か貼り付けておきます~ 
ちょっと手抜きですが、昔整理した写真からチョイスしてます (^^;

こちらは岡山の某河川で撮ったメダカ♪♪ この日は大雨の後だったこともあり、水がかなり濁っていました。。。

こちらは鹿児島県内の某河川河口域で撮ったウチワハゼの成魚。泥の中や岩の隙間等に生息している種類なので生態写真はかなり少ないです~

こちらは鹿児島県内の某湖で撮ったウナギ。なかなか愛嬌のある顔をしていますね~

2010-09-14

赤腹蠑螈

近畿地方の山間に流れている川を覗くと、、大抵イモリが見つかります。
正式な名称はアカハライモリですが、、名前の通りお腹が真っ赤な色をしています。↓は先月撮った写真です。



このイモリ、、時期(特に春先)と場所によっては水溜りにウジャウジャといて、かなり気持ち悪く見えます (^^;

が、、この時期のイモリは水中で見ると意外な程、綺麗だったりします。ちょっとコテコテ過ぎる気もしますが
↓は二枚とも5月頃に和歌山県内の某河川で撮ったものですが、、あり得ない色をしていますね!


こんなに目立つと外敵に見つかりやすくて危ないんじゃない?と思いますが、、実はテトロドトキシンと言うフグと同じ毒を持っているので、逆に派手な色を見せて相手を警戒させているのでした。

こんな派手派手なのはごく限られた時期しか見られず、普段はもっと地味な感じです。とは言え、、お腹は年中真っ赤なんですけどねー

ところで、、イモリと言うと黒焼きを思い出してしまいます (^^;
ほれ薬と言いますけど、、本当に効くんでしょうかね??

最後に奈良県内で撮ったイモリの写真を貼り付けておきます~♪

2010-09-13

地味の極致

今日も週末に撮れなかった魚を紹介します (^^;

僕の中では地味目な種類の多い淡水魚でもピカイチに地味だと思っているドンコです♪♪

こちらは先月に撮った個体。ドンコは結構大きくなるハゼですが、これは若魚と言ったところでしょうか。

こちらは3年前に同じ場所で撮った個体。↑よりも少し若目です。この写真を撮った時の事はすっかり忘れてしまいましたが、、若い個体は結構スレンダーです。この個体はこれから横に広がっていくところ・・・と言ったところですね(笑)

さて、、このドンコ、、写真に収めるのは結構難しいです。
・・・と言うのも、、、どう撮っても「綺麗」にも見えないし、、「可愛らしく」も見えないし、、写真に華がないんです (^^;
正面顔で撮ると、ちょっと可愛らしく見えるかも・・・と思いましたが、、そうでもなさそうですね(笑) アンコウっぽい顔つきをしているようにも見えたりしないでもないですが。。

あ、、そうそう、この写真で分かる通り口には沢山歯が生えていて、完全な魚食性の魚です。淡水魚にしては結構大きくなるので(20~25cmくらい)、大きな個体は結構迫力があります。
↑の個体もかなり大きかったです。(6年前に撮った写真なので、具体的な大きさは忘れました・・・)

上の三枚の写真は何れもD70Sで撮っていますが(最初の二枚が60mmマクロ、残りの一枚が105mmマクロ)、↓の写真は30Dに100mmマクロを着けて撮ってます。個人的には、、この写真が一番「受け」がいいのかなぁと思ったりしますが、、如何でしょう???

2010-09-12

赤いヤツ・・・

昨日は写真を撮りませんでしたが(撮れなかった?)、、比較的地味な魚が多い淡水魚の中でも割と派手な部類に入るナマズがいてました。 それは、、、アカザです。

くすんだ橙色の体色が水中では比較的目立つ(あくまで比較的!です-笑)・・・のですが、、残念ながらこの魚は夜行性なので昼間は岩の隙間やらで寝てます。なので、昼間に探す時は岩をめくるのですが、、基本的に明るい場所が嫌いなので、めくった瞬間ピュ~っと泳ぎ去ってしまう事もしばしばです (^^;

↓は昨日行った川で先月撮った写真ですが、、こんな感じで見つけられる事はまずありません

なので、岩をソ~ッと持ち上げ、アカザがいるのを発見したら、回りある石を適当に挟み、写真が撮れる程度の隙間を作って逃げないうちに撮影・・・と言う事の繰り返しです(笑) 
・・・なのですが、、やっぱりフラッシュが光るのは嫌らしく、何枚か撮ると逃げ去ってしまいます。なので、、また岩をめくって別の個体を探し直しと言った感じです (-_-;
ついでながら、、普段は岩の隙間に挟まって寝ているせいか平衡感覚があまりよくないらしく、、岩を取り除くと「いい感じ」に着底してくれない事もしょっちゅうです。↑の写真は少しマシですが、、、まるで死んでいる様な感じでゴロンと転がっている事もよくあります(笑)

そうそう、、アカザの目は青色で結構綺麗なのですが、、目自体は結構分厚い膜に覆われてます。目を保護する為なんでしょうかね??

↓は6年前に撮った稚魚の写真です。もー可愛いのなんって。。

ついでながら、、夜間になるとアカザ達もオープンスペースに出てきます。なので、、写真を撮るには夜が楽かも・・・です。 ただまぁ、、強力なライトで照らすとすぐに逃げて行っちゃいそうですけど(笑)

2010-09-11

川日和~

作りっぱなしになっていたブログですが、、ようやく(?)投稿できるようになりました♪
ミクシィだと大きな画像が保存できないので、こちらでは色々とアップしていきたいと思います~

さて、、今日はぶーこすさんと川に行って来ました。天気もよく、川も穏やかで色々な生物を観察&撮影できました!

最初は、、まさかのオオサンショウウオの変体中(?)の幼体です! 岩をめくって見つけた時、まず頭が混乱し、、ヒダサンショウウオの幼生???なんて思っちゃいました。。でも、、鰓がなくなりかけている状態で、この顔をしているので、、普通のサンショウウオの仲間じゃないし・・・等と暫く考えてしまいました (^^; (とりあえず、、只者じゃないなとは思えましたけど)


こちらは、オヤニラミ。相変わらず成魚サイズは少なかったです。成魚サイズは何尾か見かけたものの、何れも警戒心が激強! 全然写真が撮れませんでした。。こちらは、そこそこ愛想の良かった幼魚です

こちらはムギツク。こちらも幼魚です。成魚も見かけましたが、個人的には稚魚~幼魚の方がペンシルフィッシュみたいで好きですねぇ


お次は久々に見つけたカジカ。やっぱり見つけにくいです。。カエルみたいな顔が何とも可愛らしいですね~

お次も久々に見かけたニホンイシガメ。
因みに、最初見つけた時は落ち葉の間から顔が見えていただけで、一瞬???と思っちゃいました (^^; 因みに、、こんな感じで

こちらはオイカワ♂。夏も終わりかけ・・・と言うことで婚姻色もだいぶ薄くなってました

お次はお馴染のカマツカ。今日はあまり警戒しておらず、成魚も結構楽に寄らせてくれました♪
とは言え、、やっぱり稚魚の方が可愛らしくて、ついついカメラを向けてしまいます(笑)

こちらはイトモロコ。家の近くで確実に見られる場所は、この川だけなので結構貴重です。まぁ、、潜れない(と言うか、、潜りたいと思わない)川にもいるとは思いますけど (^^; 地味な魚ですけど、モロコの仲間は結構好きなので、こちらもいつも撮ってしまいます

こちらはシマドジョウ。そこそこ水が綺麗な川でしか潜っていないので、、普通のドジョウを撮る機会が全くないです・・・結構好きなんですが
幼魚もパチリと撮っておきました~

アジメドジョウの方は相変わらず泳ぎ回るので、、撮りにくかったです (^^;

こちらはズナガニゴイの稚魚。普段は小さな淵にある穴を覗けば成魚が結構見つかるのですが、今日は一尾しか見つけられませんでした。。。

相変わらずウグイは穴の中にゴッチャリと群れてました。ウグイも春先に撮ると綺麗なんですけどね~

川にいる時、間違ってヤマメと紹介してしまったアマゴです。。水中では朱点があるのに気付きませんでした (^^;

最後はイモリ。何故か少し発色してました。何故今頃に???


・・・後は同じような写真ばかりなので割愛します(笑) いや~それにしても楽しかったです♪♪

そうそう、、今日は30D+100mmマクロ、D70S+60mmマクロの二台体制で行きましたが、、、結局D70S+60mmマクロしか使いませんでした (^-^;
やっぱり100mmクラスのマクロレンズで川撮影は厳しいですね