昨日の朝、日本に戻ってきました。
今回も長いようであっという間の旅行でした。いつもながらですが、、もっと長居したかったです。
圧倒的な大自然を満喫したのは勿論ですが、、島を訪れる人&島に住んでいる人も少ないので、「この前、○○島で会ったよね!」と言う事で他の旅行者と仲良くなったり、地元の人と仲良くなったりと、人との出会いと言う意味でも凄く良かったです。
現地で知り合ったスイス人の友人が「フォークランド諸島には何かウイルスが蔓延していると思う。一度訪れた人はウイルスに感染して、再びフォークランドを訪れてしまう・・・」と言っていましたが、本当にそうだと思いました。
かくいう僕も、、わずか一週間の滞在で完全にウイルスに感染してしまったようで、、「また絶対に訪れるから!」と心に誓ってきました (^^;
さて、、恒例ですが、どんな旅程だったかと言うと、、
12/23(木) 関空からドイツ(フランクフルト)経由でブラジル(サンパウロ)へ移動
12/24(金) 早朝にサンパウロ着。そのまま乗り継いでサンチアゴまで移動。
この日はサンチアゴ泊
12/25(土) 早朝の便でフォークランド諸島(マウントプレザント)へ移動。
昼過ぎに到着後、ダーウィンへ移動し、ここで一泊
12/26(日) 国内線(軽飛行機)でソーンダース島へ移動。終日、ソーンダース島を探索
12/27(月) 終日ソーンダース島を探索
12/28(火) 終日ソーンダース島を探索
12/29(水) 朝、シーライオン島へ移動。その後、シーライオン島を探索
12/30(木) 終日、シーライオン島を探索
12/31(金) 朝、スタンレーへ移動。その後はスタンレー近郊をプラプラ
01/01(土) 午後の便でマウントプレザントからサンチアゴまで移動
01/02(日) 終日、サンチアゴをプラプラ
01/03(月) 昼過ぎの便でサンチアゴを出発。夜の便でサンパウロよりチューリッヒへ移動
01/04(火) チューリッヒ着。昼の便で東京へ移動
01/05(水) 朝、成田着。そのまま大阪に移動し職場へ・・・(笑)
図で示すと、こんな感じです。
フォークランド諸島内の詳細はこちら。。
この旅程ですが、フォークランド発着の飛行機の便数に影響を受けています。
それは、、チリからフォークランド諸島には土曜日しか飛行機が飛んでいないのです!
因みに、フォークランド諸島はイギリス領なので、イギリスからも空軍系のチャーター便が週二便飛んでいます。が、、値段も高く、イギリスの地方基地(?)から飛んでいることもあり、イギリス外の人が利用するのは結構大変です。。。(因みにこの便を利用してもイギリスからは18時間程かかります)
そんな訳で、、イギリス以外の旅行者の大半が週一便の飛行機を利用して訪れている訳です。
さて、、細かな話を書く前に、滞在した場所がどんな感じだったか、、幾つか写真を紹介しますね。
こちらはDarwin。住民の数は6名(8名だったかも)とのこと。
見ての通り、周囲にはな~んにもありません (^^;
そもそも住民の数自体が少ないので、、町と言える場所は一つしかありません。町以外の場所は全てこんな感じでした
ダイナミック&木が生えておらず草しか生えていない地形を見ていると、、何となくアイスランドを思い出しました
Darwinでフォークランド諸島の現実を思い知らされたのが、こちらの写真。。。
DANGER MINESと書いてありますよね。MINEは地雷の事です。
今から20年ほど前にあったフォークランド紛争の際、アルゼンチン軍が各地に地雷を埋めていったのが、今でもこんな感じで残っているのです。
幸い(?)、地雷が埋められている場所は把握されているようで、、そのような場所の周囲はこんな風に柵が立てられてました。
杭に胸の真っ赤な鳥が止まっていますが、、もっと大きな写真は・・・後日と言うことで (^^;
こちらはソーンダース島で泊まった宿泊施設近辺の写真です。
見ての通りな~んにもありません (^^;
宿の向こうは崖が続いてます
建物をもう少し大きく撮った写真がこちら。
キッチン&居間の部屋が一つ、ベッドルームが二つあるだけの建物で、、電話やネット等は当然繋がっていません。山の向こう側に住んでいる人とコミュニケーションを取る方法は備え付けのトランシーバーのみ。
水は井戸の水。電気は自家発電で、キッチンにはガスが備え付けられているので、それで料理を行う事ができます。
もちろん(?)、、、食事等は自分で準備するしかありません。
因みに、、この島の住民の人数は6名程度とのこと。
この島にはもう二つ、同じような施設がありますが、こちらも宿泊できる人数は合わせて10名+α程度です。
そんな訳で、、島に滞在できる人数はかなり制限されてしまいます。(これはソーンダース島に限った話ではなく、フォークランドで上陸できる島全てに当てはまりますけど)
でも、、、そんな環境だからこそ、、宿から一歩足を踏み出すだけで、動物達と素晴らしい出会いが待っています!
こちらは、、マユグロアホウドリ(Black-browed Albatross)です。
宿近くの崖沿いにはコロニーがあって、、ちょうど子育てをしていました。
ソーンダース島のコロニーはフォークランドで最大ではありませんが、、それでも数万羽がいるとのことでした。
宿から20~30分程度歩いた場所にはイワトビペンギン(Rockhopper Penguin)のコロニーも。
イワトビペンギンのコロニーがある崖とは反対側にあるビーチには、凄い数のマゼランペンギン達の姿も (^^)
まだまだ書きたいことはありますが、、それは後日に (^^;
次に訪れたシーライオン島ですが、、ソーンダース島より遥かに小さく、全体的に平坦な地形の島でした。 でも、、そんな中にも環境が色々あって、ソーンダース島とは又違う生物達を見かけることができました。
こちらはジェンツーペンギンのコロニー。ジェンツー自体はソーンダース島でも見られましたが、、こちらの方がコロニーが大きく、ペンギンの数も遥かに大きかったです。
ビーチに行くと、、ミナミゾウアザラシ達がノンビリ昼寝をしていたり。。 (^^;
夕暮れ時になると、、漁を終えたジェンツーペンギンの親鳥達がコロニーには戻ってきて、賑やかでした
続きの話は、、これまた後日と言うことで・・・
最後は、、スタンレーです。
ここがフォークランド諸島で最も大きく、唯一の町です。こちらはシーライオン島から戻ってくる飛行機から撮った写真です。
人口は2000人弱。
フォークランド諸島全体でも2800人程の人しか住んでいないので、大半の人がこの町に住んでいる訳ですが、、町自体は小さいです。
フォークランド諸島には南極クルーズの船が立ち寄る事も多いのですが、、そういった船がスタンレーの港に係留された時のみ、人口を遥かに上回る観光客が上陸するんだそうです (^^;
そんな訳で、ちょっと町を出ると、こんな風景が広がっています。
とまぁ、、大まかな旅の概要はこんなところです。
これから順次、細かな話を紹介していきますね
そうそう、、今回の旅行で9000枚ほど写真を撮ってました(笑) 7Dで動画も撮った事もあり、、撮った写真&動画のサイズは280GB程でした~ これって過去最高記録です (^^;