2010-10-05

乾季は水場が面白い!

さて、、再びMt. Borradaileのお話です♪

先日も似たような写真を掲載しましたが、、乾季の終わりには水がある場所が限られてくるので、生物達が水場に集結してきます。特に顕著なのが、、カササギガン(Magpie Goose)です

G.W.(乾季の始まり)に行った時は数えるほどしか見かけませんでしたが、、今回はご覧の通り♪ 数える気が萎えるくらいいてました




この場所は水深が浅いらしく、イリエワニやオーストラリアワニが少ないんだそうです。カササギガンが集結するのも、そういった事が理由なのかもしれないですね。(真偽は不明です!)

さて、、この場所では船を出せないので、水深がそこそこある場所で船に乗って動物達を観察しに行きました♪
蛇足ですが、、大人数が乗ることは全く想定されていないので、船自体はすごく小さいです。

まず船着場で目に付いたのがセイケイ(Purple Swamphen)。ニュージーランドではプケコとも呼ばれている種ですね。ニュージーランドで初めて見た鳥なので、個人的にはプケコと呼ぶのがシックリします^^

船が動き出してすぐに目に入ったのがヘビウ(Darter)。羽をブワ~っと広げて乾かしてました。記憶が曖昧ですが、こちらは雄(だった筈)です

そしてスイレンの葉っぱの上にはJesus bird(トサカレンカク)の姿もチラホラ。
今回は幼鳥もかなりの数がいてました♪ 幼鳥にはトサカがなく、単に羽が生えているだけのようです

それにしても足が長いですね~

もちろん成鳥の姿も。。何か動物(ヤゴ?)を捕まえている姿も確認できました



そして、、少し視線をずらすとイリエワニの姿が・・・ (^^;
平和そうにみえる水場ですが、、今はワニが大集結しているので、動物達も無警戒になれるようではないようです

ちょっとした草の茂みや、、

水草の多い水面や、、


岩の上で多数確認できました! 
↓の写真は何れもイリエワニでなく比較的温和だと言われているオーストラリアワニです



ついでながら、、イリエワニの死亡原因の一つして大きなものが「共食い」なんだそうです。
・・・と言うことで、、ここはワニ自身にとっても無警戒にはなれないみたいです。。う~ん、、厳しいですね~

水面ばかりを見ていたところ、、ガイドさんが水際の木にシロハラウミワシ(White-bellied Sea-Eagle)がいるのを教えてくれました♪
向こうも人間が近くにいるのに気付いてなかったようで、、気付いた時は超最短距離まで近寄ってました

慌てて飛び去っていっちゃいましたが、、、飛んでいる姿も格好いいですね~



この日は曇がちだったので、白い部分が白飛びせずに撮れました♪ 白い被写体を撮る時はやっぱり曇に限りますね

そんな事をやっていると、、今度はヘビウのメスを発見♪
船が近くを通っていても羽を乾かす体勢のままで、あまりうろたえた様子はありませんでした。日本の鳥達も見習って欲しいものです(笑)


お次はカササギガン(Magpie Goose)の家族を発見。必ずオス一羽、メス二羽で行動する鳥なんだそうですが、、この時は子供も一緒に連れていました。逆光気味で少し色が悪いですね(汗



上空を見上げるとフエフキトビ(Whistling Kite)の姿が。。逆光気味だったのでシルエットの写真になってしまいました (^^;


とまぁ、、この時点で既に色々と見れたのですが、、実際には船に乗ってから1時間も経っていませんでした!
距離が遠くて写真に撮れなかった小さな鳥達を含めると、随分な種類&数の鳥を見てました。やっぱり乾季の終わりはスケールがちがいますねっ!


つづく

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