2010-11-11

夜の森にて、、

一向に夏休み@オーストラリアの写真を紹介できていないので、、今後はオーストラリアの写真も織り交ぜて紹介していきます♪♪

今日紹介するのは、、二番目の訪問地だったクイーンズランド州/ラミントン国立公園で夜間に出合った動物達です。オーストラリア大陸に生息する哺乳類の大半は夜行性である為、カンガルー各種、ワラビー各種、ハリモグラ、コアラ、カモノハシ、タスマニアンデビル、ヒメウォンバット以外のオーストラリアの哺乳類は野生の状態で見た事がありませんでした。
そう、、実は・・・ポッサム(フクロギツネ)すら見た事がありませんでした (^^;

ラミントン国立公園ではポッサム以外にもバンディクート、超珍しいフクロネコの仲間、フクロモモンガ等々が生息しているようだったので、、夜行性の動物が色々見れるかな~と期待してました。

泊まったコテージは温帯雨林の山の中にあるので、宿の近くでも色々見れる・・・との事だったので、まずはレンタカーで夜中に周囲の山道をウロウロ。 (ほんとはハイキングコースを歩きたかったのですが、、肝心のライトを持ってくるのを忘れたもので、、、)

時速15~20km位のスピードでノロノロ走りながら樹上や道路に飛び出てくる哺乳類を探し回っていたのですが、、全然見つかりません!! (-_-; 
割と視力はよく、動物を探すのも結構慣れている方なのですが。。。

結局2時間ほど走ったところで、ようやく最初の哺乳類を発見♪♪♪



どうやらMountain Brushtail Possumのようです。。んが、、、かなり警戒してたようで、、、木の高いところから全然降りてきてくれません!! 写真を撮ってもご覧の通りで、、目が怪しく光ってます(笑) ちょっと怖いですね~
で、、この晩は、これが最初で最後の動物でした・・・苦笑

「このままじゃ、全然動物が見れない」と思ったので、、翌朝、宿で開催している夜間の動物観察ツアーを申し込みました (^^;


さて、、生憎、この日の夕方から雨が降り出してきたのですが、、実に様々な動物を見れました

まずは、、Giant Cricket(オオコノハギス)の♀。以前紹介したのとは別の写真ですが、、温帯雨林に生息しているだけあって雨が降って湿度が高い時の方が活発に活動しているとの事でした。


お次は、、フクロギツネ(Common Brushtail Possum)
いや~めっちゃ可愛かったです♪♪♪♪♪ かなり間近で見れました^^




↓ですが、、、何か分かりますか???
これ、ツチボタルの幼虫の巣なんです。ツチボタルはオーストラリアとニュージーランドのみに生息しているヒカリキノコバエの事なのですが、、幼虫の体内には発光器官があり、これが夜間に青白く光るのです。
以前、ニュージーランド北島のカロリ野生動物保護区で見た事があるのですが、、青白く光っている様はとにかく綺麗なんです!! イメージ的には、、ラピュタの序盤に出てくる「飛行石の洞窟」の様な感じです。
ここでは近くに川が流れていたのですが、、ライトの光を消すと、、周囲一面が青白く光る光の衣に包まれたような感じでした♪ この日は雨が降っていたせいか、特に発色も強かったみたいです。

で、、写真の方なのですが、、、この時、持っていたのは7D+300mmのみ。。あまりに微かな光なので、、三脚なしで写真を撮るのは無理!でした。

と言うことで、、ストロボ&ライトの光を借りて巣だけ撮ってみました。それが↓の二枚の写真です。
正直言って、、これだけ見ても幻想的な光景は全く連想できません f(^^;



それ以外には、、ツリーフロッグの仲間を見つけたり、、


ちょっとヤバそうな雰囲気のするクモを見たりしました~



短時間でしたけど、、終始、色々な動物を見ることが出来て楽しかったです
次回は自前のライトを持っていって、夜の森を彷徨ってみたいです (^0^)

ではでは

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